ニュースでハリウッド・スターの訃報が流れた。
グレゴリー・ペック死去。
「ガーーーン……OH!MY GOD!」
初めて彼を見たのはやっぱり、あの不朽の名作『ローマの休日』で、小学4年生ぐらいの頃にTVの深夜映画劇場だったのを覚えている。
オードリー・ヘップバーンの妖精のような美しさばかりが目立ったが、2度、3度と繰り返し見るうちに、僕もグレゴリーペックのほうのカッコヨさが分かってきた。
その後、ヒッチコックの『白い恐怖』やR・マリガンの『アラバマ物語』などで彼の活躍を目にした。演技が巧みだとはお世辞にも言えなかったが、その存在感だけでどんな映画も引き締まる素晴らしい男優だった。
『オーメン』で彼を見たときは、
「なんでこんなオカルトホラー映画に出てんだよぉ〜」と多少残念に思ったものの、その老け具合はとても味があってやっぱりカッコよかった。
この『オーメン』の頃のグレゴリー・ペックはビックリするほど山崎努に酷似していた。
いや、山崎努がグレゴリー・ペックに似ていたのか?
いや、じつは二人は双子かも…
そんなワケャないっ!

また『ローマの休日』に戻るが、現在見ても面白いし、オードリーはキュートで美しい。グレゴリーはカッコ良くて一挙手一投足完璧にサマになっている!
映画自体、1953年の作品だから、ちょうど50年、実に半世紀である。この半世紀の年月を感じさせない作品の完成度は本当に筆舌に尽くし難いものがある。
「一番好きな映画は?」という質問に、
「『ローマの休日』!」と即答する人も多いのではないかと思う。
かく言う僕自身もその1人だから…
だからもちろんオードリーもグレゴリーも大好きだった。
それだけに彼の訃報を聞いたときは耳を疑った。
いつも理知的で誠実そうなイメージを崩さず、アメリカでは社会的な活動にも積極的に参加していたらしい。こういう人物こそ「本当に惜しい人」と言うのだろう。
心より冥福を祈りたい。


ところでニュースを見たり聞いたりしていると、最近、連日「万景峰(マンギョンボン)号」という単語が繰り返されているが、今まで何度かアナウンサーがこの言葉を噛んでいたのを見たり聞いたりしたことがある。
「マンギョンボン号」
確かに言い難い。10回繰り返してはっきりと言える人は少ないだろう。
ちょっとアブない言葉になっちゃいそうになることも…。
試しに誰か10回繰り返してみそ。

閑話休題。
今日は朝8時頃から泣き出した空に、密かに「おっ!仕事中止か?」と期待したものの、残念ながら中止にはならなかった。開始は10時からで、雨の勢いが強くなったり弱くなったりを繰り返すなか、内側がやたらと蒸す安物の合羽を着て現場に立った。
昼休みの1時間は辛うじて雨が殆ど降っていなかったが、午後少しだけ再度合羽のビニールをパラパラと打ったのち、1時半ごろには殆ど雨を降らす雨雲は上空から去ってくれた。2時半ちょっと前に仕事が終わり、「ラッキー!」内心小躍りする気持ちを抑えて帰宅の途に着いた。
夕食材料の買い物や、コンビニに寄り道してから帰宅し、ベッドに横になってTVを見ながらくつろぎ始めたが最後、妙に眠くなり7時過ぎまでグースカピー状態で惰眠を貪った。起きてもしばらくは、ボーーッと脳が起きて来なかったが、「めちゃイケ」が始まる頃にはどうにか脳みそが覚醒した。「世界ふしぎ発見!」を見ながら夕食を摂った。今夜の『ふしぎ発見!』はインド映画がテーマ。僕は『ムトゥ・踊るマハラジャ』と『ヤジャマン』を観て以来、インド映画の一種独特な世界にハマっていたので結構嬉しく、面白かった。
でも次週はだーーい好きな川幡由佳さんがミステリーハンターだからもーっと面白いにちまい(「違い」のコトね)ない。
しかも「ジャングルの女王」との異名を取る(いつそんな異名とったんだ?)ミステリーハンターの彼女で、ボルネオ島のジャングルでロケしてきたから面白くないはずがない!←と断言しますだ!
今から来週が楽しみ♪

コメント