今日はまた平凡な一日で、
仕事中にも特に面白いことなどなく、普通に仕事を終え、帰途に着いた。

 僕はいつも車中一人きりのときは、カーステレオやカーラジオで流れる曲に合わせて結構大きな声で歌っている。
 ふと気づくと、隣の車線を走っている赤っぽいマーチの中の女性二人組がこっちを見てくすくす笑っている様子だった。
「うわっ!聞かれちゃったか?」
実はこのとき歌っていたのは、あややの「Good bye 夏男」!
♪門限は、ワザと早ぁい時間教ぃえるもの・よ〜おうぉお、お、うぉう×4…
歌っている最中、視線に気づいて固まってしまった。
30過ぎたオッサンが、ノリノリであやや歌ってる図って、やっぱちょっとキモい?

 僕はおよそ2ヶ月おきに、レンタルショップで最新曲シングルCDのうち、比較的好みに合う曲選出し、12枚くらい一遍にレンタルしてカセットテープにダビングしている。
 ちなみにこのテープは今月初め頃ダビングしたもので、男性ヴォーカル、女性ヴォーカル6曲ずつの12曲。曲はあややの他、さくら(森山直太朗)Life is(平井堅)君の名前を呼んだ後に(槙原敬之)蝶々結び(aiko)お前やないとあかんねん(桜庭裕一郎)Sign(鬼束ちひろ)未完成(山崎まさよし)Shine We Are(BoA)いつか君が(光永亮太)孤独なカウボーイ(矢井田瞳)君があなたが(Nao)を入れている。
 このラインナップで僕の音楽の傾向が分かるのではなかろうか?

 僕の好きな音楽は、基本的にはニューミュージック系をメインにしたJ-POPである。洋楽は歌詞が理解ないからNO!
だが、歌詞の英語が簡単で理解し易いスタンダード曲、例えば「カントリーロード」や「スタンド・バイ・ミー」は好きだし、ビリー・ジョエルとスティービー・ワンダーは唯一好きな洋楽ミュージシャンだ。
 「サウンド・オブ・ミュージック」「ライムライト」「星に願いを」「オズの魔法使い(オーバー・ザ・レインボー)」「メリー・ポピンズ(チム・チム・チェリー)」「ピンクパンサー」など、映画音楽のスタンダードナンバーなども案外好きだったりする。


 そう言えば、一番最初に好きになった英語の曲は、多毛のテリア系の雑種犬が活躍する映画『ベンジー』の主題歌「I Feel Love」(チャーリー・リッチ)だった。
映画を観に行って、子供だった僕はものすごくこの映画が好きになってしまい、レコードを買った。
カタカナで一生懸命に耳コピーして必死に覚えたもので、
I feel love all around I can feel it shining down.……
と未だに歌えてしまうのには我ながら驚いてしまう。
 続編『ベンジーの愛』も、もちろん映画館で見て以来、こちらも主題歌「Shining Smile」(アンディ・ウィリアムス)はやはりレコードを買って覚えた。
現在、当時を振り返ってみると、おそらく、これがきっかけで映画音楽に目覚めたのではなかろうか?

 邦楽に関しては、幼い頃から演歌以外の歌謡曲は何でも聞いた。
だが中学生くらいからニューミュージックにかなり傾倒してしまい、松山千春、さだまさし、南こうせつ、石川優子、伊勢正三、小椋桂、チャゲ&飛鳥、井上陽水、中島みゆき、谷山浩子、尾崎亜美、サザン、ふきのとう、NSP、SHOGUN、駕夢、(初期の)長渕剛、来生たかお、村下孝蔵、ハイ・ファイ・セット…等々、いちいち列挙していたらキリがない。

 基本的には演歌は大キライだが、元来ニューミュージック系歌手だった歌手自らの作詞or作曲であれば聞くこともある。例えば谷村新司、堀内孝雄や高山厳などである。
また、ニューミュージックアーティストによる作詞or作曲の演歌曲、例えば愛燦々(美空ひばり)、夢芝居(梅沢富美夫)※共に小椋桂作品。
などはけっこう好きだったりする。

 話題は元に戻るが、車内で運転中、よくテープに収録している曲を絶唱してしまう。ヴォーカルの男女にかかわらず誰でもである。
かなりミーハ―なところもあり、あややや、ミキティ、モー娘。ソニンなども頻繁に歌っている。
アイドル系では最近、ソニンの「東京ミッドナイトロンリネス」がお気に入り(^o^)

…で悪いかっ!?(誰も悪いなんて言ってません)

 以前から僕はカラオケでは、女性シンガーの曲も比較的よく歌っていた。ファルセットが結構効くので、ヤイコの「My Sweet Derlin」
でも、さほど無理しないでも歌うことが出来る。
カラオケで頻繁に歌うのは、やっぱり好きなシンガーであるヤイコやaiko、鬼束ちひろ、中森明菜辺りである。
 男が女性の曲歌うのって、別段おかしくないと、思うのですが…
 世間の目はそうは思わないのかなぁ…?

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