ドライブ好きの血が騒ぐぜいっ!
2003年7月2日 今日の仕事は福岡県岡垣町の鐘崎漁港の近く。
福岡市よりも、北九州市からのほうが近い場所だ。
福岡市早良区のアパートからは、片道約50km。
車を所有しているので比較的遠い現場へ行かされることが多い。
生来運転が好きで、ドライブが趣味なので、遠方へ行くのは大好きなのだ。この仕事では福岡県内はもう殆どの場所に行っている。…と思うし、県外までも何度か行っている。
今年に入ってからも、久留米、筑後、甘木、原鶴温泉、北九州市、鞍手町などの現場に行っている。
隊員によっては遠方の現場を敬遠する者もいるようだが、ドライブ好きな僕は喜んで引き受ける。
ただ、現場までの往復に時間を割かれるので、終業後に用事があるときだけはちょっと遠慮したい。
ウチの会社はマイカーで遠方の現場に行くとき、福岡周辺エリアより外であれば、ガソリン代が全額支給される。
同乗者がいるときには、福岡周辺エリアでもガソリン代支給のうえ、同乗者手当てが付く。
ただし、高速道路を利用するような場所に行く場合は、高速料金が片道分しか出ない。
終業後はなるべく早く帰りたいので、朝早起きしてでも往路は高速を使わずに行って復路に高速を利用する。
僕は履歴書などで「趣味」欄があると、いつもその中に「ドライブ」を入れる。
九州でドライブに行ったことのない県は、陸続きでない沖縄だけである。
福岡からのドライブでは東は岡山県まで経験している。
岡山県の大原町の宮本武蔵記念館が最東地である。
日本海側では島根県松江市まで行っている。
松江市では松江城と小泉八雲旧宅に行った。更に北隣の島根町の日本海側にある侵食洞窟「加賀の潜戸」にグラスボートで行ったのはもう10年以上前のことだ。
九州のほうは鹿児島県、薩摩半島側は坊津、大隈半島は都井岬が最南端である。
それより南に行った経験もあるのだが、自ら運転していないので自分のドライブ経験には含まずにおこうと思う。
鹿児島は母の郷里が川辺郡大浦町なので、そこへは何度か行っているのだが、回数としては霧島のほうがドライブの経験が多い。
もちろん温泉が目的だ。
温泉を目的としてドライブに行くことも多い。
好きな温泉が多いからだろうか、行く先を決めずにドライブに出かけると、なぜか大分県方面を目指してしまう。
そして日田や玖珠、九重辺りで高速を下りてやまなみハイウェイ方面に向かう。
気が付くと、1年に3、4回はやまなみハイウェイの要所・瀬の本高原の三愛レストハウスに立ち寄っていたりする。
瀬の本高原の付近には好きな場所がある。
数キロ南下して左へ下りて行くと池山水源がある。
九重連山からの伏流水が輪出しているこの水源地はいつの間にか口コミで広まって、最近では観光客も多くなった。
ここの水は本当に美味しくて、以前はよく水を汲みに行ったものである。
また、レストハウスから西に3〜4キロの地点から、右側の谷になっているような場所に下りていくと、GWの5月5日頃は蕨が採り頃である。
大きな紙袋を持っていくと、小一時間ほどで袋いっぱいの蕨が採れる。僕や家族、友人くらいしか知らない蕨採りの穴場スポットなのだ。
ここから更に西に進むと、露天風呂ブ―ムの火付け役となった黒川温泉もあるのだが、あまりに有名になり絶えず観光客が訪れるようになってしまっている。そのため僕も、黒川温泉にはあまり魅力を感じていないので、未だここの温泉には入ったことがない。
ここの温泉は確かに色々充実してはいるようだが、僕は温泉に行くなら、瀬の本高原から北に向かったほうが筋湯温泉郷や長者原温泉郷などがあり、野趣あふれる温泉も多い。
また、マイカーを買う以前、レンタカーを借りて一人で行った、初めての大分ドライブの際に偶然知った温泉に七里田温泉という規模の小さな温泉地がある。
竹田市の岡城址を観光して国道442号線を西に向かいながら、当日の宿泊をどうしようかと思い、電話ボックスに入って久住町の役場の観光課に電話して「安めの民宿を」と幾つか紹介して貰った中に、七里田温泉の民宿「みやま」があった。
古びた小さな民宿だが、初めて入ったとき、玄関の辺りにマラソンランナーの、会社名がプリントされたランニングシャツが多数ぶら下がっていて、何かと思った。
尋ねると、マラソンの強化合宿のランナーが毎年多数宿泊しているのだという。良い結果を出せたランナーがお礼にとシャツを置いていったのが増えて、そこに吊り下げているということだった。
この民宿はトイレもまだ水洗化されていないし、部屋も普通の民家と大差ないが、ちょっと温めの温泉の泉質は良いし、なんと言っても一人、一泊二食付きで5000円という破格の宿泊費にもかかわらず、夕食は豊後牛が食べ放題、ご飯もお代わりし放題なのだ。
偶然入ってこんな民宿を知ったのは本当にラッキーだった。
以後この民宿に2度、どちらも友人を一人連れて行ったが、二人とも豊後牛の美味さをいたく気に入ってくれた。
この温泉地には平成10年に温泉施設「木乃葉の湯」ができて、以後、徐々に観光客を増やしているようだ。
この七里田温泉から西に5kmほど行くと、日本一の炭酸含有量を誇る「長湯温泉」がある。
この温泉も泉質はかなり良く、「外郎売り」ではないが、まさに「万病速効あること神の如し」である。
長期継続して入浴治療すれば糖尿病や肝炎など、多くの内科的疾患にも大変有効なのだそうである。
お湯に含まれる鉄分量が多くて茶色っぽい色がついているので白いタオルを持って入ると黄色く変色してしまう。
紅葉館という老舗旅館の真横、芹川には川の流れの間近に「ガニ湯」という岩をくりぬいたような岩風呂がポツンとある。
横を通る道路の反対側に降り口となる階段があり、道路の下を通って露天風呂に行くのだが、道路の真下辺りに説明書きがあり、「花王「バブ」の7倍の炭酸含有量」と書かれていたのは笑っちゃいました。
僕は友人と二人、まっ昼間からこの「ガニ湯」に入ったのだが、道路かや紅葉館などから丸見えなので、ちょっと恥ずかしいのを我慢たのを今でも覚えている。
もし、ここに入浴したければ、女性は夜にしたほうが良いかと思われます。
温泉については一家言あり、語りはじめると長くなるのでこのくらいにしておこう。
とにかく、ドライブは本当に楽しいです。
ハワイだの香港だのと海外旅行にばかり目を向ける浅ましい日本人よ!
もっとわが国日本を見直そう!
自国を知らずして他国を語るなかれ!
…な〜んちゃって!
福岡市よりも、北九州市からのほうが近い場所だ。
福岡市早良区のアパートからは、片道約50km。
車を所有しているので比較的遠い現場へ行かされることが多い。
生来運転が好きで、ドライブが趣味なので、遠方へ行くのは大好きなのだ。この仕事では福岡県内はもう殆どの場所に行っている。…と思うし、県外までも何度か行っている。
今年に入ってからも、久留米、筑後、甘木、原鶴温泉、北九州市、鞍手町などの現場に行っている。
隊員によっては遠方の現場を敬遠する者もいるようだが、ドライブ好きな僕は喜んで引き受ける。
ただ、現場までの往復に時間を割かれるので、終業後に用事があるときだけはちょっと遠慮したい。
ウチの会社はマイカーで遠方の現場に行くとき、福岡周辺エリアより外であれば、ガソリン代が全額支給される。
同乗者がいるときには、福岡周辺エリアでもガソリン代支給のうえ、同乗者手当てが付く。
ただし、高速道路を利用するような場所に行く場合は、高速料金が片道分しか出ない。
終業後はなるべく早く帰りたいので、朝早起きしてでも往路は高速を使わずに行って復路に高速を利用する。
僕は履歴書などで「趣味」欄があると、いつもその中に「ドライブ」を入れる。
九州でドライブに行ったことのない県は、陸続きでない沖縄だけである。
福岡からのドライブでは東は岡山県まで経験している。
岡山県の大原町の宮本武蔵記念館が最東地である。
日本海側では島根県松江市まで行っている。
松江市では松江城と小泉八雲旧宅に行った。更に北隣の島根町の日本海側にある侵食洞窟「加賀の潜戸」にグラスボートで行ったのはもう10年以上前のことだ。
九州のほうは鹿児島県、薩摩半島側は坊津、大隈半島は都井岬が最南端である。
それより南に行った経験もあるのだが、自ら運転していないので自分のドライブ経験には含まずにおこうと思う。
鹿児島は母の郷里が川辺郡大浦町なので、そこへは何度か行っているのだが、回数としては霧島のほうがドライブの経験が多い。
もちろん温泉が目的だ。
温泉を目的としてドライブに行くことも多い。
好きな温泉が多いからだろうか、行く先を決めずにドライブに出かけると、なぜか大分県方面を目指してしまう。
そして日田や玖珠、九重辺りで高速を下りてやまなみハイウェイ方面に向かう。
気が付くと、1年に3、4回はやまなみハイウェイの要所・瀬の本高原の三愛レストハウスに立ち寄っていたりする。
瀬の本高原の付近には好きな場所がある。
数キロ南下して左へ下りて行くと池山水源がある。
九重連山からの伏流水が輪出しているこの水源地はいつの間にか口コミで広まって、最近では観光客も多くなった。
ここの水は本当に美味しくて、以前はよく水を汲みに行ったものである。
また、レストハウスから西に3〜4キロの地点から、右側の谷になっているような場所に下りていくと、GWの5月5日頃は蕨が採り頃である。
大きな紙袋を持っていくと、小一時間ほどで袋いっぱいの蕨が採れる。僕や家族、友人くらいしか知らない蕨採りの穴場スポットなのだ。
ここから更に西に進むと、露天風呂ブ―ムの火付け役となった黒川温泉もあるのだが、あまりに有名になり絶えず観光客が訪れるようになってしまっている。そのため僕も、黒川温泉にはあまり魅力を感じていないので、未だここの温泉には入ったことがない。
ここの温泉は確かに色々充実してはいるようだが、僕は温泉に行くなら、瀬の本高原から北に向かったほうが筋湯温泉郷や長者原温泉郷などがあり、野趣あふれる温泉も多い。
また、マイカーを買う以前、レンタカーを借りて一人で行った、初めての大分ドライブの際に偶然知った温泉に七里田温泉という規模の小さな温泉地がある。
竹田市の岡城址を観光して国道442号線を西に向かいながら、当日の宿泊をどうしようかと思い、電話ボックスに入って久住町の役場の観光課に電話して「安めの民宿を」と幾つか紹介して貰った中に、七里田温泉の民宿「みやま」があった。
古びた小さな民宿だが、初めて入ったとき、玄関の辺りにマラソンランナーの、会社名がプリントされたランニングシャツが多数ぶら下がっていて、何かと思った。
尋ねると、マラソンの強化合宿のランナーが毎年多数宿泊しているのだという。良い結果を出せたランナーがお礼にとシャツを置いていったのが増えて、そこに吊り下げているということだった。
この民宿はトイレもまだ水洗化されていないし、部屋も普通の民家と大差ないが、ちょっと温めの温泉の泉質は良いし、なんと言っても一人、一泊二食付きで5000円という破格の宿泊費にもかかわらず、夕食は豊後牛が食べ放題、ご飯もお代わりし放題なのだ。
偶然入ってこんな民宿を知ったのは本当にラッキーだった。
以後この民宿に2度、どちらも友人を一人連れて行ったが、二人とも豊後牛の美味さをいたく気に入ってくれた。
この温泉地には平成10年に温泉施設「木乃葉の湯」ができて、以後、徐々に観光客を増やしているようだ。
この七里田温泉から西に5kmほど行くと、日本一の炭酸含有量を誇る「長湯温泉」がある。
この温泉も泉質はかなり良く、「外郎売り」ではないが、まさに「万病速効あること神の如し」である。
長期継続して入浴治療すれば糖尿病や肝炎など、多くの内科的疾患にも大変有効なのだそうである。
お湯に含まれる鉄分量が多くて茶色っぽい色がついているので白いタオルを持って入ると黄色く変色してしまう。
紅葉館という老舗旅館の真横、芹川には川の流れの間近に「ガニ湯」という岩をくりぬいたような岩風呂がポツンとある。
横を通る道路の反対側に降り口となる階段があり、道路の下を通って露天風呂に行くのだが、道路の真下辺りに説明書きがあり、「花王「バブ」の7倍の炭酸含有量」と書かれていたのは笑っちゃいました。
僕は友人と二人、まっ昼間からこの「ガニ湯」に入ったのだが、道路かや紅葉館などから丸見えなので、ちょっと恥ずかしいのを我慢たのを今でも覚えている。
もし、ここに入浴したければ、女性は夜にしたほうが良いかと思われます。
温泉については一家言あり、語りはじめると長くなるのでこのくらいにしておこう。
とにかく、ドライブは本当に楽しいです。
ハワイだの香港だのと海外旅行にばかり目を向ける浅ましい日本人よ!
もっとわが国日本を見直そう!
自国を知らずして他国を語るなかれ!
…な〜んちゃって!
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