怒髪天をツクツクボウシ!
2003年7月4日 ふだん、滅多に怒りを露わにせぬこの僕が、今日は本気で立腹した。
立腹どころか心中では「超々激怒」状態だったのだが…。
事の起こり…というより数週間前のことから書いたほうが理解し易いだろう。
とある植樹関係の会社の、歩道上の植え込みを整備して行く作業に伴ない、車道を走行している一般車両にほんの少しだけ右側によってもらうように誘導する。
その日は一日そんな内容の仕事で、現場ではトラブルや危険なことなども一切なく無事に仕事を終え、監督さん(壮年の女性・名前は知らないので「Xさん」とする)や現場の作業員たちに別れを告げて帰宅した。
そして数日後、会社へ行くと、会社の上司から
「あそこの現場で何かありました?」
「いいえ、何も。どーして?」
「Xさんから、僕は今後この現場にやらないでと言ってきたので…」
「…?」
「いえ、ただそう聞いただけで、なにがどうしたとは聞いてないんですけど…」
僕に何か落ち度があったのなら兎に角、何のトラブルも落ち度もなく、だしぬけにそんなことを言われても、まさに寝耳に水だ。
「原因は何も言われなかったんですか?」
「うん、だから何があったのかIさん(僕のこと・本名はイニシャルA・I)に聞こうと思っていたんだけど…」
会社で責任者的存在のKが言うには
「Xさんは人の好き嫌いが激しいみたいやもんね。もしかしたら個人的になんかあるとかも知れんけど…」
個人的な好き嫌いを仕事に持ち込まれるなんて冗談ない。
仮にも現場責任者の位置にある人間。適性を欠いているとしか言いようがない。
そんな訳で、納得できないまま、理不尽にも一方的にその現場(N・Gという取引先)では仕事ができなくなってしまったのだ。
…で昨日、電話で翌日の現場について聞くと、N・Gさんだと言う。
「N・Gさんはあんなことがあったからマズイんじゃ?」
「明日はN・Gさんでも、Xさんは別現場でIさんの所には来ないから大丈夫」
それならと、詳しい場所を聞き了解した。
そして今日、福岡市西区と前原市の市境付近の現場に時間の15分前には到着した。
会社に到着報告をし、ついでに待ち合わせ場所に間違いはないか確認した。間違いなしとのことで待っていたが、時間になっても先方が来ない。
こういう業社は、時間にルーズなところも少なくない。
また遅れるのかな…などと待っていると、5分ほど過ぎて、約100m離れた一本西側の道の辺りに工事車両らしき車が数台停まり、一台のトラックはバックで歩道の中に入った。
そんな動きをトラックがするときは誘導員が誘導しなければ歩行者に危険が及ぶ。
遠くて見えないが、きっと誘導員が居てバック誘導をしているのだろう。ということはこっちの仕事とは無関係な何かの道路工事でも始めるのかな?
「それにしてもこっちの業者さんは遅いなぁ…」
もう15分過ぎようとしていた。
向こうの工事の辺りを暫く見ていたが、誘導員らしき姿は見えない。
もしかしたら、向こうは僕の仕事の業者さんではないのか?
会社にTELして再度場所確認をしようとした。
100m離れた約束の場所とは異なる場所に工事車両らしきものが来ているが違うだろうか?と聞くと、先方からもたった今連絡があり、誘導員が居ないと連絡が入ったと言う。
「じゃあ、場所が間違っていたんですよ!」
携帯を切り、100m離れた現場に向かうと、例のXさんが居るではないか!
「スイマセン、ウチの会社のほうが、待ち合わせ場所間違っていたみたいで向こうの角だと言われていたもので…ちゃんと会社に言っておきますから…」
説明すると、彼女は承諾してくれたようで、それ以上何も言われなかったので、すぐに仕事に取り掛かった。
Xさんは現場の開始に関してあれこれと指示し、自分は中央区のほうに現場があるらしく、30分くらいで市内に向かってトラックを走らせて行った。
現場には3人ほどの男性が残って作業を始め、僕も普通に仕事をしていると、暫くして携帯が鳴った。
Xさんから会社に電話があり、
「誘導員を変えてくれ」と言ってきたのだという。
何かあったのかと聞かれたので、朝の集合場所の行き違いがあったがそれ以外何も咎められたりはしていないと話した。
先方からそう言われた限りは従うしかなく、代わりの誘導員Nクンを向かわせたとの事だった。
「Nクンが着いたら交替して、その後会社に電話ください」
携帯を切ったのち、疑問が沸々と湧いてきた。
その上、もうキャリアも7年のベテランになっているのに交替させられるなんて…こんな屈辱は初めてだった。
何処の現場に行ってもベテランとして信用されている。そのプライドが無残にも粉砕されてしまった。
暫く仕事を続けてNクンの到着を待ち、交替して車に戻り、会社に電話した。
とりあえずギャラを貰ったり…と会社に用事があったので会社に戻る旨を伝えて車を発進させた。
博多駅前X丁目の会社まで戻る車の中、この非理な仕打ちに立腹し、帰社するまで車内でこの理不尽を追求する言葉を独りごち続けた。
会社に着いても怒りは治まらなかった。
オフィスには管制のSが一人で電話などの応対をしていた。
「あの監督は何なのだ!」
行き場の無い怒りを彼に向けてしまったのは少し大人げ無いことをしたと反省している。
彼から聞いた話では、Xさんは「向こうの角に僕が居るのに気づいていた」のだそうだ。更に、トラックを歩道に入れようとしているのに、向こうの角から動かず、こっちに来ようともしないことを非難していたのだと言う。
こっちは頻繁に来ている現場ではないから、業者が、どんな人がどんな車両で繰るのかなんて分からない。
向こうが先に気付いてくれたなら、僕の場所まで来るか叫ぶかして「こっちですよー!」と一言声を掛けてくれれば良いだけのこと。
待ち合わせ場所が多少ズレていた場合、普通の監督さんならば当然そういう行動をとる。
それ以前に、警備員が現場で既に誘導できる状態になっていないのに大きなダンプを歩道に乗り上げて歩行者や自転車の通行を妨げるなんて行為は許されない。
とりあえず安全な場所にトラックを停めておいて、誘導員がその場に着いてから
「バックでトラックを入れます」と一言あって初め歩道に乗り入れることができる。
…これが物事の順番と言うものだ。
Xさんは今日も僕には何も言わず、一方的に会社に電話してきたのだ。
僕とのそんな行き違いが誘導員を交代させるほどのものであれば、その場で言ってくれればきちんと誤解の無いように説明もするし、以後その点に於いて充分気を付けることもできる。
それを一方的に会社に電話すると言った陰湿極まりない行動が一般社会で許されて良いものだろうか?
おそらく昨日の電話で言っていた
「あの監督さんは別現場だから大丈夫」
との会社側の判断も明らかに誤りだった。
Xさんが今朝僕を見た時点で
「何であの人が来ているの?」
そう思ったであろうことは想像がつく。
それが彼女の私憤を増幅させたであろうことも間違いないだろう。
本当に今朝のこの不条理な出来事は、思い出すのもイヤになるほどだ…
でも、まだまだ書き足りないこともある。…のだが、もう最大文字数3000字まで残りわずかなので、このヘンでとりあえず―「中断」。
もし明日書くことがなければ、思い出し思い出し、愚痴をこぼし続けます。
と宣言しておく。
あームカツク…
立腹どころか心中では「超々激怒」状態だったのだが…。
事の起こり…というより数週間前のことから書いたほうが理解し易いだろう。
とある植樹関係の会社の、歩道上の植え込みを整備して行く作業に伴ない、車道を走行している一般車両にほんの少しだけ右側によってもらうように誘導する。
その日は一日そんな内容の仕事で、現場ではトラブルや危険なことなども一切なく無事に仕事を終え、監督さん(壮年の女性・名前は知らないので「Xさん」とする)や現場の作業員たちに別れを告げて帰宅した。
そして数日後、会社へ行くと、会社の上司から
「あそこの現場で何かありました?」
「いいえ、何も。どーして?」
「Xさんから、僕は今後この現場にやらないでと言ってきたので…」
「…?」
「いえ、ただそう聞いただけで、なにがどうしたとは聞いてないんですけど…」
僕に何か落ち度があったのなら兎に角、何のトラブルも落ち度もなく、だしぬけにそんなことを言われても、まさに寝耳に水だ。
「原因は何も言われなかったんですか?」
「うん、だから何があったのかIさん(僕のこと・本名はイニシャルA・I)に聞こうと思っていたんだけど…」
会社で責任者的存在のKが言うには
「Xさんは人の好き嫌いが激しいみたいやもんね。もしかしたら個人的になんかあるとかも知れんけど…」
個人的な好き嫌いを仕事に持ち込まれるなんて冗談ない。
仮にも現場責任者の位置にある人間。適性を欠いているとしか言いようがない。
そんな訳で、納得できないまま、理不尽にも一方的にその現場(N・Gという取引先)では仕事ができなくなってしまったのだ。
…で昨日、電話で翌日の現場について聞くと、N・Gさんだと言う。
「N・Gさんはあんなことがあったからマズイんじゃ?」
「明日はN・Gさんでも、Xさんは別現場でIさんの所には来ないから大丈夫」
それならと、詳しい場所を聞き了解した。
そして今日、福岡市西区と前原市の市境付近の現場に時間の15分前には到着した。
会社に到着報告をし、ついでに待ち合わせ場所に間違いはないか確認した。間違いなしとのことで待っていたが、時間になっても先方が来ない。
こういう業社は、時間にルーズなところも少なくない。
また遅れるのかな…などと待っていると、5分ほど過ぎて、約100m離れた一本西側の道の辺りに工事車両らしき車が数台停まり、一台のトラックはバックで歩道の中に入った。
そんな動きをトラックがするときは誘導員が誘導しなければ歩行者に危険が及ぶ。
遠くて見えないが、きっと誘導員が居てバック誘導をしているのだろう。ということはこっちの仕事とは無関係な何かの道路工事でも始めるのかな?
「それにしてもこっちの業者さんは遅いなぁ…」
もう15分過ぎようとしていた。
向こうの工事の辺りを暫く見ていたが、誘導員らしき姿は見えない。
もしかしたら、向こうは僕の仕事の業者さんではないのか?
会社にTELして再度場所確認をしようとした。
100m離れた約束の場所とは異なる場所に工事車両らしきものが来ているが違うだろうか?と聞くと、先方からもたった今連絡があり、誘導員が居ないと連絡が入ったと言う。
「じゃあ、場所が間違っていたんですよ!」
携帯を切り、100m離れた現場に向かうと、例のXさんが居るではないか!
「スイマセン、ウチの会社のほうが、待ち合わせ場所間違っていたみたいで向こうの角だと言われていたもので…ちゃんと会社に言っておきますから…」
説明すると、彼女は承諾してくれたようで、それ以上何も言われなかったので、すぐに仕事に取り掛かった。
Xさんは現場の開始に関してあれこれと指示し、自分は中央区のほうに現場があるらしく、30分くらいで市内に向かってトラックを走らせて行った。
現場には3人ほどの男性が残って作業を始め、僕も普通に仕事をしていると、暫くして携帯が鳴った。
Xさんから会社に電話があり、
「誘導員を変えてくれ」と言ってきたのだという。
何かあったのかと聞かれたので、朝の集合場所の行き違いがあったがそれ以外何も咎められたりはしていないと話した。
先方からそう言われた限りは従うしかなく、代わりの誘導員Nクンを向かわせたとの事だった。
「Nクンが着いたら交替して、その後会社に電話ください」
携帯を切ったのち、疑問が沸々と湧いてきた。
その上、もうキャリアも7年のベテランになっているのに交替させられるなんて…こんな屈辱は初めてだった。
何処の現場に行ってもベテランとして信用されている。そのプライドが無残にも粉砕されてしまった。
暫く仕事を続けてNクンの到着を待ち、交替して車に戻り、会社に電話した。
とりあえずギャラを貰ったり…と会社に用事があったので会社に戻る旨を伝えて車を発進させた。
博多駅前X丁目の会社まで戻る車の中、この非理な仕打ちに立腹し、帰社するまで車内でこの理不尽を追求する言葉を独りごち続けた。
会社に着いても怒りは治まらなかった。
オフィスには管制のSが一人で電話などの応対をしていた。
「あの監督は何なのだ!」
行き場の無い怒りを彼に向けてしまったのは少し大人げ無いことをしたと反省している。
彼から聞いた話では、Xさんは「向こうの角に僕が居るのに気づいていた」のだそうだ。更に、トラックを歩道に入れようとしているのに、向こうの角から動かず、こっちに来ようともしないことを非難していたのだと言う。
こっちは頻繁に来ている現場ではないから、業者が、どんな人がどんな車両で繰るのかなんて分からない。
向こうが先に気付いてくれたなら、僕の場所まで来るか叫ぶかして「こっちですよー!」と一言声を掛けてくれれば良いだけのこと。
待ち合わせ場所が多少ズレていた場合、普通の監督さんならば当然そういう行動をとる。
それ以前に、警備員が現場で既に誘導できる状態になっていないのに大きなダンプを歩道に乗り上げて歩行者や自転車の通行を妨げるなんて行為は許されない。
とりあえず安全な場所にトラックを停めておいて、誘導員がその場に着いてから
「バックでトラックを入れます」と一言あって初め歩道に乗り入れることができる。
…これが物事の順番と言うものだ。
Xさんは今日も僕には何も言わず、一方的に会社に電話してきたのだ。
僕とのそんな行き違いが誘導員を交代させるほどのものであれば、その場で言ってくれればきちんと誤解の無いように説明もするし、以後その点に於いて充分気を付けることもできる。
それを一方的に会社に電話すると言った陰湿極まりない行動が一般社会で許されて良いものだろうか?
おそらく昨日の電話で言っていた
「あの監督さんは別現場だから大丈夫」
との会社側の判断も明らかに誤りだった。
Xさんが今朝僕を見た時点で
「何であの人が来ているの?」
そう思ったであろうことは想像がつく。
それが彼女の私憤を増幅させたであろうことも間違いないだろう。
本当に今朝のこの不条理な出来事は、思い出すのもイヤになるほどだ…
でも、まだまだ書き足りないこともある。…のだが、もう最大文字数3000字まで残りわずかなので、このヘンでとりあえず―「中断」。
もし明日書くことがなければ、思い出し思い出し、愚痴をこぼし続けます。
と宣言しておく。
あームカツク…
コメント