いや、別に理由とかは無いんですけど、また2日間ばかり、日記サボってしまいました。
ボクの中の日記法律では、「普通に日記続けて、サボりが許されるのは1日まで。それ以上サボったら再開のときにキチンと謝っておくこと」と、先日の長期間サボりから復活したときに決めていたのです。

…てなワケで、書いていなかった11日の分から、少し短めに…。

 この日のお仕事はお久しぶりっこのN社。
天気予報では降雨確率、午前午後ともに50%以上くらいだったので、
「これはきっと雨が降るぞ」と思い、朝から長靴を履いて臨んだ。
 内容は国道3号線の路肩や中央分離帯際の枡蓋(金属製の格子状になっている側溝の蓋)や配水管の集積場所に下りる人孔蓋(持ち上げ式の取っ手がついている四角い鉄製の蓋)の点検で、上り車線側と下り車線側の二手に分かれて行ったのだが、僕は上り車線の方に付いた。
作業員が二人で移動しながら全ての枡蓋、人孔蓋のサイズ、深さ、沈殿物(ゴミ、汚泥など)の有無などを、一人が一つ一つ計り、中を除いてチェックしながら、もう一人が記録していく。という作業で、僕は作業員よりも車側に位置し、一般車両から作業員の安全を図ったり、歩道上では歩行者、自転車の通行の邪魔にならないように合図するのが務めである。
 国道3号線の高雄交差店から開始して午前中は都府楼前駅付近の90キロポストまで。
昼食を挟んで午後は針摺交差点の立体交差を下りた焼肉店の近く、90キロポストから開始して朝開始した高雄交差点まで。つまり90〜95キロポストまでの5km区間の作業だった。その区間に立体交差やガードが3箇所あり、その上と下両方の作業だったので都合6〜6.5kmくらいの距離を1日で歩いたことになる。
こんなに長距離、仕事で歩いたのはかなり久しぶりだった。これだけの長距離になると後半、長靴ではかなり歩き辛くなってきた。
結局この日は終業まで殆ど雨が降らず、それならばスニーカーで来るべきだったと、深く後悔した。
雨が降っていれば長靴で良かったと自分の判断を喜べたのだろうが、自分の晴れ男ぶりが恨めしかった。

12日。
九州に台風が迫っている。午後からの降雨確率も結構高くなっていた。
そのため、朝、家を出て東区箱崎埠頭の現場に向かって車を走らせながら、信号待ちの間、会社に
「家を出発しました」と連絡を入れると、
先方から早くも中止の連絡が入ってしまったので急遽変更になり、K組の南区の現場のほうに向かってくれという指示。進路を南区方面に転換した。

以前もこの現場に就いたことが何度かあり、この日記にも書いたが、新しく建設している都市高速道路の建築現場で、この日の持ち場も、僕がこの現場ではよく位置している高速道路の真下の歩行者通路だった。お陰で一、二度通り雨が降ったりもしたが、そんなに濡れることはなかったし、終業まで本降りと言うほどの雨にはならなかった。
雨よりも強風のほうが遥かに恐怖だった。
現場の敷地内は舗装されていない土の場所が多く、強風が吹き乱れる度に、ものすごい砂埃…土埃?が、茶色いカーテンとなって襲い掛かってくるのだ。まるで映画『ハムナプトラ』のワンシーンのようだった。
工事現場は、高速道路の下に70〜80mくらいの幅があるのだが、強風に吹かれて何か白いものが横切っていくのを見た。
「えっ!?…鳥?」
一瞬、そう思ったその物体は…よく見るとコンビ二かスーパーの白いビニール袋だった。80m足らずの距離をビニール袋が、約7〜9メートルの高さを維持したまま通り抜けて行ったのだった。そのスピードもかなりのもので、外の大通りを走行している車にも引けを取らぬほどのものだった。
おそらく時速30km近かっただろう。
夕方仕事を終え、一度会社に寄った。
台風が九州北部に再接近するのは夜になってからで、暴風雨の降り始めは7時過ぎくらいになるという天気予報だったので会社での用事もさっさと済ませて帰途についた。帰着する10分くらい前から遂に本格的な雨が降り出したが、何とか無事に帰宅。夜、物干し用ハンガーが絶えず窓ガラスをガタガタ叩いて、風の強さを主張していた。

…で、やっと13日。
 今日も昨日と同じ現場。
だが、今日は昨日の担当位置とは異なり、新幹線道路沿いのほうだった。
そう言えば今週の水曜日、「トリビアの泉」で、
「290円のみで新幹線に乗れる路線がある」
とあったが、この路線のことなのだ。博多駅から博多南駅を通って車両基地まで続いている。
タモリさんが前半「0へぇ〜」だったのは地元でこのことを良く知っていたからなのだ。
タモリさんの実家は南区の高宮付近だから同じ南区内の横手〜的場〜弥永地域を走っている「博多南線」を知っているのも当然なのだ。

 ちなみに親友Oの婚約者Yさんの新居アパートの登記上の所有者は森田一義(タモリさん)だったりする。元々はタモリさんの伯母さんが住んでいた土地で、伯母さんが他界したのち、甥であるタモリさんが相続したらしいのだ。
だが勿論、管理は不動産会社に任せっきりらしく、このアパートのことなどで帰福してくることなどまずありえないらしい。ま、そりゃそうでしょうねぇ。

この現場は昼間10〜15時くらいまでは影を作る建築物などがなく、台風が雲を根こそぎさらって行ってしまった今日は直射日光がかなりの熱気をもたらし、猛暑の中ではかなりキツイ場所だ。
だが、この現場はこの位置のそういう環境を理解してくれて、日除けのためにビーチパラソルが建てられるようにしてある。大助かりだ。
K組さん、ありがとうございます。

ところで、この現場は土曜日ならば楽しみが一つあるのだ。
この現場から一番近いコンビ二の店員さんに、マジでめちゃめちゃ可愛い女の子が居る。
初めて見た日、レジ打ち、金銭のやり取りのとき、思わず見惚れてしまったほどだった。
4年ほど前のショーカットの酒井若菜ちゃんに、ビックリするほどソックリで、恥かしながら胸がキュンッとなってしまった。元々酒井若菜ちゃんは大ファンで、実は写真集も5冊ほど持っているくらいなのだ。
かつて見たコンビ二の店員で、こんなに僕の好みのタイプのど真ん中もど真ん中、針の穴程の大きさまでストライクゾーンを絞り込んでもピタリと一致してしまっているような女性は初めてだった。
大抵コンビ二店員は胸元に名札をつけているが、不意に名字をチェックしてしまった。
Kというその姓は、モノクロ時代から放映開始の古いアニメ主人公の、姓ではなく名の方と同じで、すぐに記憶してしまった。
日記を書いていなかった間、毎日のようにこの現場に入っていた時期があり、彼女を見たいがために、昼は毎日そのコンビ二に通った。
その結果、平日は出勤しておらず土曜日のみのようだった。その週の土曜日、昼に居るのを確認して、終業後5時過ぎてからもう一度買い物に行ってみると、まだ居た。昼前から6時か7時頃までのスケジュールなのだろう。
こんなふうに彼女に会いたいが為に毎日通って、夕方まで行くなんて、我ながら「ストーカーかっ!」と心中ツッコんでしまったりもしたが、この程度ならまだ許されるよね。…なんて誰に許しを乞うているんだ?僕は… 
なのに、今日は彼女は居なかった。また終業後も寄ってみたが同じだった。
夏休みの間だけだったのだろうか?
少し悲しい気分を引きずって帰途に着いた。

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